RESULT NOTE

合同会社PolariStone

マーケティング

言語化できるヒヤリングと人のエッセンスが入った提案で、理想への道筋を共創

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  • 資料デザイン
  • サイトリニューアル
  • スタートアップ支援

メンバー:

  • 広沢祐介
合同会社PolariStoneは、進化し続けるIT業界の中で一線を画する存在として、ITコンサルティングやシステム開発の分野で実績を積み重ねている。
その具体的な業務内容は、企業の新規挑戦を支援するDXやAI等の導入、モバイルアプリやAPIの開発と多岐にわたる。
特に注力しているのは、フラッターというフレームワークを活用したシステム開発。iOSとAndroid両方に対応可能なクロスプラットフォームという特性を活かし、より高速な開発と総合的なコスト削減をクライアントに提供し好評を博している。
今回のインタビューでは、スタートアップ支援という形で協業することになった合同会社PolariStoneと株式会社アイコネクトが、いかに歩みを共にしたのか、なぜ今も共にいるのか、その経緯や道筋、そして実際の課題へのアプローチ、さらに後半では両社代表が個人的な繋がりから始めた「とあるコミュニティ」の全貌を、合同会社PolariStone CEO 石井駿介様にお話しいただく。

好評を博す「フラッター」での高速開発とコスト削減

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QまずPolariStone様の事業展開についてお聞かせください

A弊社の展開している事業は、主に二つです。
一つ目は「ITコンサルティング事業」。私自身がコンサルティングファームの出身であることから、AI系やDXの推進という領域で活動しています。また、長い間会計システムの導入に関する業務を行ってきましたので、その知見を活かすようなクライアントの支援も行なっております。 二つ目は「システム開発事業」です。特にモバイルアプリ制作に強みがあると自負している弊社ではAPI構築や、その他のモバイルアプリ制作に関連するバックエンドの開発にも携わらせてもらっています。

Qそれぞれの事業の詳細や特徴、強みをお聞かせください

A現状、ITコンサルティング事業では、システム開発のプロジェクトマネージャー(PMO)として、要件定義から参加させていただくなど、企業にとって新たな挑戦であるAIやDXの推進といった領域で相談に乗り、細部に至るまでクライアントと共有し、プロジェクトの全体像を把握した上でのマネージメント作業を行っています。
一方、システム開発事業では特にフラッターというフレームワークに他社よりも高い知見を持つことを強みとしています。フラッターはiOSとAndroid両方に対応可能なクロスプラットフォームなので、その結果、より高速な開発とコスト削減を可能にしています。

QPolariStone様と親和性の高いクライアントはどのような会社でしょうか?

Aざっくりとしたイメージから新規でアプリを開発したい会社様はもちろんのこと、iOSとAndroidの双方で運用を行っていく過程で、補修費用が嵩んでしまっているという企業様には特におすすめできると思っております。システムを一から作り直すという投資にはなってしまいますが、弊社では投じた費用は3年から5年程度で回収できると見込んでおり、iOSとAndroidの双方のメンテナンスに掛かるコストを最小限に抑えることができると考えています。

スタートアップが抱える課題へアイコネクトがワンストップで対応

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Qアイコネクトとの関係が生まれたきっかけをお聞かせください

A弊社はシステム開発を中心に動いているので、対外的な魅せ方、営業の部分に慢性的な課題を抱えていました。例えばしっかりしたホームページがないことや、技術力をアピールするような営業資料を持ち合わせてないと言ったような状態でした。
そのような時に、元々付き合いがあった御社の代表である広沢さんに相談させていただいたのがきっかけです。

Q様々な支援について、アイコネクト以外の会社も検討した経緯がおありだとお聞きしましたが、最終的にアイコネクトとの協業、スタートアップ支援をお選びいただいたのは、どのような理由でしょうか?

Aいくつか他社の営業代行や、名刺・資料デザイン会社を検討しましたが、正直なところ分業され過ぎている感と、有象無象感を感じていました。
その中で、アイコネクト様はワンストップで引き受けてくれる上に、広沢さんの仕事ぶりは以前から目にしていたので、実績、信頼度が違ったというのが決め手になりました。

Qアイコネクトのスタートアップ支援がどのように進めていかれたのかお聞かせいただけますでしょうか。

Aスタートアップ支援ということもあり、そもそも会社としての実績を対外的に語れない状況でしたので、まずは私自身がどういう人間なのか、どのような経歴・実績なのかという点をアピールしていくしかないという判断をしていただきました。そしてかなり入念にインタビューしてもらって「魅せ方」の方針を決めていったという感じです。
形式的なものではなく、石井という人間のソフト面に対してブランディングを考えてくれたことが好印象でした。

入念なヒヤリングと、イメージの迅速な具体化で「魅せ方」へ2つのアプローチ

Q先述していただいた対外的な魅せ方、営業へのアプローチについて教えてください

A魅せ方、営業へのアプローチとして、まずは会社紹介資料とホームページ作りという2つの柱を掲げました。特に重要視したのは営業の観点であり、会社紹介資料、ホワイトペーパーの作成を最優先に取り組むことにしました。
資料については、ヒヤリングで私のニーズをしっかり巻き取っていただき、その結果、私の想像より遥かに良い出来に仕上げていただきました。
というのも、私がコンサルファームに在籍していた経験上、信頼を得やすい色として青を資料に使うことが多かったのですが、弊社のイメージカラーはオレンジを使用しております。オレンジという色は安っぽく見えやすく、資料作りの際に非常に苦労しておりましたが、オレンジをベースとして非常にデザイナブルに制作していただけました。
お客様からも「すごく良いデザイナーがいるんだね」と言ってもらえるほど、反応も素晴らしいものでしたし、課題を1つ解消できたという手応えがありました。

Qホームページ制作の進行についてもお聞かせください

A私たちの制作進行はまず、制作するウェブサイトの全体像、つまり自社の顔となるホームページをどのように作り上げたいか、というイメージの擦り合わせから始まりました。続いて、どのような要素をどの位置に配置するかなど、レイアウトを決め、それが一通り決まったら、次はそれらに必要な写真撮影を行いました。専門のカメラマンに2回も撮影してもらい、その中から最適なものを選んでホームページに載せました。その後、完成品を見て何度か微調整を行いながら、最終的な仕上げを行ったという流れです。 全体の制作期間は大体2ヶ月程度だったように思います。この期間は撮影などを含んだ全体の時間であり、弊社としても比較的短期間で制作を終えることができたと感じています。

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Q自社の顔となるホームページに求めているもの、とは何だったのでしょうか?

A私たちが自社の顔としたかったホームページは、強固な技術力のある会社が制作したことがトップページを一目しただけで理解できるものです。
今回は、トップページに動画が入っているなど、その要望はしっかりと受け止めてもらい、それを見た時の喜びは大きかったです。当初かなり曖昧かつ抽象的にイメージを持っていた私に対して、いくつかの提案をくださり、具体化、言語化して、一緒に道筋を描いてくれたことがとてもありがたかったです。 また、制作過程についても非常に満足しています。特にアウトプットの早さと修正回数の少なさは評価が高く、非常に感謝しています。このようにして完成した自社のホームページは、私たちの理想をしっかりと形にしてくれたものとなりました。

Q担当である広沢のディレクションや対応についての感想をお聞かせください

A最も好印象を持ったのは、こちらがやりたいこと、言いたいことを細やか、かつ的確に汲み取って進めてくれるディレクション力です。
おまかせで、とお願いしても恐らくこちらが望むアウトプットをいただけるような、大きな信頼感を今回で感じました。
プライベートで仲良くさせていただいていることもあり、さらに仕事面でも関係が深められたと思います

将来的に1000人の参加を目指すエンジニア向けオフライン交流会の夢

Q会社紹介資料とホームページ制作という2つのアウトプットの後、アイコネクトはどのような関わり方をさせていただいていますでしょうか

A弊社で開催しているオフライン交流会のコンサルティングと、会社を拡大するにあたってのキーパーソンへのアプローチの仕方、ステークホルダーの増やし方などを相談させていただいております。

Qオフライン交流会について詳しくお聞かせください

A1年ほど前からエンジニア向けのオフライン交流会を中心に開催しています。もともとは5人、6人の小さなグループから出発しましたが、参加者が新しい参加者を連れてくるという形で、今では90名もの参加者を迎えています。エンジニア間での情報共有、交流の場を提供することで、参加者の間に新たなつながりを生み出すことがこの活動の目指すところとなっています。

Qオフラインへのこだわり、それはどのような理由からでしょうか?

Aそれは私が仕事をする上で、リアルに人を接しながら進めていきたいという思いが強いからです。技術面だけを見れば、オンラインで十分に事を進めることが可能ですし、物理的な距離をなくせるというのは仕事をする上で非常に大きなメリットになると思います。しかし我々は対面で同じ空間で親身に話し合いながら仕事を進めることで、クライアントとの間に深い信頼関係を築くことを大切にしています。
人生でどれだけの人と関わったかは、その人の財産になると思うので、プライベートでもオフラインの関わりは大切にしていきたいと思っています。
その思いを象徴する訳ではないですが、PolariStoneでは「共創」というポリシーを掲げています。

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Aオフライン交流会は、広沢さんと2人で始めたもので、当初は雑居ビルを会場にしており、飲み物も2人で買い出しに行くような手作り感の強い小規模なものでした。
次第に人数が増えていくにつれ、オフライン交流会を活性化、拡大するためにはどのようなエッセンスが必要なのかを一緒に検討し、ボードゲームを導入したり、外部の交流会からネタを仕入れたり、様々な試行錯誤を共に行いました
展望としては、直近ですと100人を目指していますが、それを通過点として中期的、長期的には200人、300人、最終的には1000人という大型コミュニティーに育て上げることを目指しています。
我々が最終的に求めているのは、交流会がマネタイズされるよりも、その場で人々が集まり、お互いに手伝い合えるような環境を作ることです。そのうえで、我々のコミュニティが日本一のエンジニアの交流会になり、キャリア選択に悩む人々が最初に参加したいと思うような場所にすることが最終的な目標です。

チャレンジングなシーンで活きるアイコネクトとの協業

Q今後のビジネス展開の計画をお聞かせください

A将来的にはITコンサルティングの部分を伸ばしていきたいと考えております。
なぜかというと、要件定義やグラウンドデザインのところから案件に関わり、開発になったら弊社で開発を担当するというような、一気通貫のフローを会社として作っていきたいと考えているからです。
ただ、現状はスタートアップ企業ということもあり、他の会社やエンジニアさんとの関係もまだまだ醸成できていない状況ですので、開発案件、SES派遣に注力して、クライアントやエンジニアさんとの信頼、リソースを築いていくフェーズにあると思います。

Qそのような事業計画の中で、アイコネクトに対してどのような支援、サービスを希望していますか?

Aアイコネクトさんはマーケティング会社なので、弊社のBtoBビジネスにおいて、どのようなセグメントにアタックしに行けばいいのか、どのようなアプローチが良いのかなど、事業戦略や営業戦略、プロモーション戦略のような上流のフェーズにおいて、ご相談させていただければと考えております。
個人的にはSaaSのようなサービスは望んでおらず、1つの会社に張り付いて伴走するような、人のエッセンスが入ったオーダーメイドな支援を希望します

Qアイコネクトの支援について、実際の事例についてお聞かせいただけますでしょうか?

Aまだ提案段階なので、詳細は明かせない案件なのですが、つい最近、かなり大きな小売業のクライアントさんに対して、弊社としてはかなりチャレンジングな提案をさせていただく機会がありました。 その提案の内容というのが、アプリ開発に加え、コンセプト設計が含まれたものだったのですが、弊社は開発会社なので、コンセプト設計となると不得手、知見が狭いというかなり不利な状況でした。
そこで、広沢さんにご相談させていただいたところ、広告代理店にいらっしゃった経験を元に、我々にはないtoCの観点から、キラーコンテンツ、ワイヤーフレームの作成、バナーの改変案など、購買につながるアドバイスを多々受けることができました。
その結果、クライアントから非常に肯定的なフィードバックをいただくことができました。比較検討していた他の6社の中でも、キラーコンテンツの部分が一番突出していたとの評価をいただけました。

Qお話しいただいた事例もアイコネクトをお選びいただいた理由になっていますか?

Aそうですね。広沢さんは広告、マーケティングに非常に明るいので、toBの提案の中で、toCの購買につながる動線の設計ができるということが稀有な存在ですし、到底弊社ではできなかったことなので、依頼させていただいて非常によかったと感じております

QBtoBのマーケティングやスタートアップにおいて、パートナー選定に迷われている方に対してアドバイスはありますか?

A実績ももちろん大事ですが、担当者、経営者同士で話したときに「この人とやりたいな」と感じたり、フィーリングが合うような感覚が非常に大切だと思います。 その点、広沢さんは包容力高く、いろいろお話しいただける代表なので、どなたにもおすすめできる会社かと思います