RESULT NOTE

株式会社ラクス

SaaSの導入事例は顧客理解から。ラクス社が語る「ビジネスモデルを理解する」コンテンツパートナーの価値。

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  • 導入事例制作
  • インタビュー
  • 図版制作

メンバー:

  • 広沢祐介
  • 垣内大輝
  • 大木康平
  • 藤原友亮
株式会社ラクスでは、自社が提供するSaaSプロダクトの導入事例をコンテンツマーケティングにおける重要な柱と位置づけています。なかでも、「配配メール 」は業種・業界問わず、販促や営業支援の手段として多くの企業に活用されているメールマーケティングツールです。

こうした多様な導入先を対象に「同業他社での成功事例」を伝えることは、検討中の企業にとって大きな後押しとなるため、ラクス社では業界ごとに深く踏み込んだ事例制作に力を入れています。

今回は、同社のマーケティング部門で導入事例制作に携わっている山盛様に、印刷業界向け導入事例記事の制作をアイコネクトに依頼された背景や、制作プロセス、完成した記事の評価などについてお話を伺いました。

▼インタビューの様子をダイジェスト動画でご覧いただけます

導入事例の深掘りが鍵。外部依頼の背景とは

Q今回、導入事例制作を外部に依頼された背景について教えてください。

A弊社では、事例の企画や設問設計は社内で行い、インタビューや原稿作成は外部パートナーに依頼する体制をとっています。今回の事例は、当社として初めての「印刷業界向け」の導入事例だったため、従来よりも“導入前の課題”や“社内調整のプロセス”まで深掘りした、説得力のある構成が求められていました。
印刷業界では、同業他社の導入実績が特に重要視される傾向があり、記事の内容次第で導入ハードルを大きく左右することもあります。また、デジタルツールの導入にあたっては社内稟議や調整が必要になるケースも多くあります。そういった背景を踏まえ、印刷業界の構造や営業の特徴を理解したうえで適切な質問ができる、信頼できるパートナーが必要だと考え、外部制作を検討しました。

Qアイコネクトにご依頼いただいたきっかけや決め手は何でしたか?

A以前ホワイトペーパー制作をお願いした際、書籍などを読み込んで得た知見をしっかりコンテンツに反映してくださっていたのが印象的でした。そこまでやってくださるアイコネクト社なら、導入事例においても業界のノウハウを得て、それを事例に落とし込んでくれるのではないかと思いました。コンテンツの質への信頼に加え、印刷業界への理解がある点も決め手となりました。

インタビューの進行で感じた「プロの引き出し力」

Q取材当日の進行や準備などで、印象に残っている点はありますか?

A事前に「今回の事例で何を最も伝えるべきか」といった意図をしっかり確認いただいたことや、サービス資料を読み込んだ上で追加質問をいただいた点がありがたかったです。インタビュー当日も、想定質問に加えて現場の反応に応じた深掘りがあり、私たちでは引き出せなかった視点が加わっていたと感じました。

Qやりとりの中で「任せてよかった」と感じたシーンがあれば教えてください。

A図版の提案がとても助かりました。私たちはどうしても運用面に注目しがちなのですが、今回はインタビューを通じて「どこを図にすべきか」という提案もいただけました。特に、「どういう課題があって、どう導入にこぎつけたか」「それをどれくらいの期間でやったか」といった導入プロセスの部分を図版化した方がいいというご提案は、私たちには抜けていた観点だったので、非常にありがたかったです。

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Q制作全体のコミュニケーション(やりとりのスピード、柔軟性など)についてのご感想をお聞かせください。

A依頼から取材まで2週間を切るスケジュールだったにも関わらず、非常にスピーディーに対応していただけました。限られた時間の中でも、ミーティングではきちんと話すべきポイントを押さえて進めてくださったので、安心感がありました。全体の指揮も適確で、スムーズに事を進めることができたと思っています。

修正いらずだった記事の完成度

Q実際に納品された記事を読んでの率直なご感想を教えてください。

A正直、「今後は全部お願いしたい」と思ったくらい満足しています(笑)。構成や表現のバランスがとてもよく、商材理解もきちんとされていたので、ほとんど修正の必要がありませんでした。確認作業の工数も最小限で済み、本当に助かりました。

なかでも印象的だったのは、タイトルや見出しのキーワード選びです。たとえば、実績数値を明確に出せない部分もあったのですが、それでも重要なポイントを的確に抽出し、内容に強弱をつけて構成していただけた点は、さすがだなと感じました。

Q取材先企業からの記事に対するフィードバックや反応はいかがでしたか?

Aきれいにまとめていただいてありがとうございます」と好意的なご感想をいただきました。社外公開用としても、問題なく使用できる高い完成度だったと思います。

現場で「自分ごと」として響く。印刷業界初の事例が生んだ反響

Q社内での反応や、実際の活用場面について教えてください。

A営業など現場からも「使いやすい」という声が多くあがっており、社内でも非常に活用されています。印刷業界向けとしては初の事例ということもあり、全体的な評価も高かったです。
特に営業活動の中では、印刷業界のお客様が「同業他社がどう導入しているのか」を非常に重視される傾向があります。そのため、配信内容や成果だけでなく、導入に至るまでの社内調整のプロセスや、稟議をどう通したかといった“リアルな背景”がしっかり描かれている点が、お客様の意思決定の後押しにもつながっているようです。セミナー資料としても使われるなど、活用の幅は広がっています。

Q制作された導入事例は、どのような場面で活用されていますか?(営業資料、ウェブサイト、SNSなど)

Aサイトでの掲載はもちろん、営業資料の補助としてもメインで活用しています。また、公開のタイミングではプレスリリースのネタとしても使用し、他の記事やホワイトペーパーへの流用など、さまざまな形で展開しています。

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アイコネクトの強みは、「プロの視点」と「圧倒的な丁寧さ」

Qアイコネクトのような外部パートナーに導入事例制作を任せるメリットは何だと思われますか?

Aやはり一番は、稼働を抑制しながらも、質の高い事例が作成できるという点です。導入事例をすべて内製しようとすると、かなりの工数がかかります。そのうえで、営業ツールとしての機能も果たすためには、一定以上の深度や完成度が求められる。ところが、自社のサービス理解が不十分な外注先だと、どうしても浅い内容になってしまう懸念があります。アイコネクト社は、そうした不安を払拭してくれる数少ない外部パートナーだと感じています。

Q一緒に仕事をして感じた、アイコネクトの強み・魅力を教えてください。

Aまず、取材意図や商材の特性を丁寧に理解してくださる情報収集力ですね。そのうえで、記事としての構成や表現の質・精度が非常に高い。正直、他の外注先と比べても、アウトプットのレベルは段違いだと感じています。

Q今後も導入事例やホワイトペーパーなど、外部制作を活用していきたいとお考えですか?

Aはい、今後も外部制作は積極的に活用したいと考えています。昨年度からホワイトペーパーや導入事例は、ほぼすべて外注で進めてきました。それだけでも、内製の稼働が大きく減り、新たな施策にチャレンジする時間と余裕が生まれました。コンテンツを作る工程を信頼できる外部に任せることで、社内では次の一手を考えることに集中できています。

認知向上に向けた取り組みにも、伴走パートナーとして期待

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Qアイコネクトに対して期待していることや、これからご一緒できそうな取り組みがあれば教えてください。

A引き続き、導入事例やホワイトペーパーなどの制作はお願いしていきたいと考えています。とくに最近は「認知向上」に注力しており、どのような施策が効果的なのかを模索している段階です。
さまざまな施策を試しながら、その効果を検証している状況ですので、アイコネクト社の持つ知見やノウハウをお借りしながら、仮説設計から効果検証まで一緒に取り組んでいけたらと思っています。単なる制作にとどまらず、戦略面でも伴走していただけることを期待しています。

一言で表すなら、「安心して任せられる伴走者」

Q最後に、同じように導入事例制作を検討している他企業の方に向けて、アイコネクトの魅力を端的に表現すると?

A「自社にない知見を補いながら、質の高いコンテンツを確実に届けてくれる存在」だと思います。コンテンツ制作を外部に委託する際、一番不安なのはアウトプットの質だと思いますが、アイコネクト社はその点で常に期待を超える成果を出してくださいます。安心してお願いできるパートナーとして、ぜひおすすめしたいです。