RESULT NOTE

ITコンサルティング会社

マーケティング

HPリニューアルを成功させる、一歩踏み込んだコミュニケーション

  • サイトリニューアル

メンバー:

  • 広沢祐介
  • カワベコージ
  • 垣内大輝

ボードに無数に書き込まれた言葉に、知りたい答えが潜んでいる

「ホームページを全面的に作り直したいんです」このようなご依頼が私たちにはよく寄せられます。現状のHPの見せ方に「何か違う」という違和感を持ち、デザインも含めコンテンツ全体に悩んでおられたお客様は、ITコンサルティングとソリューション開発を行う企業。そこで「HPの適切な見せ方」の答えを出していくために、私たちは一歩踏み込んだコミュニケーションで対応しました。

一歩踏み込んだコミュニケーションのひとつが、約3時間に及ぶロングミーティングの実施です。「会議はなるべく短い方が…」と考えるのはいささか早合点です。長い時間を取ることで、文脈を広く深く理解できるようになります。そうすると、自分が勝手に築いていた思考の壁を突破できるような新しいアイデアも生まれてきます。時間がたっぷりあるので、そのひらめきを口に出して会議のメンバーに聞いてもらえる機会も生まれます。このロングミーティングで飛び出してきた多数のアイデアを、ホワイトボードにひたすら書き続ける作業から始まりました。ボードにぎっしり書かれた多くの言葉の中に、皆が知りたい「HPの適切な見せ方」のヒントが潜んでいたのです。

デメリットが長所・魅力へと変化する

ホワイトボードに書き込まれた無数の言葉の中に、その企業本来の強み・魅力が見え隠れしていました。お客様はコンサルティングに力を入れている企業ですが、以前のHPではソリューション開発の部分に注目が集まりやすい見せ方となっていました。しかしボードの言葉を拾い上げる中で、「コンサルティングに強い」を前面に出していく方向性が見えてきました。

当時、お客様は他のソリューション開発会社に比べて、開発費用が高い点をデメリットのようにとらえていました。しかしボードにあふれた自社の強みを表す言葉の中には、開発費用の高さを十分に説明できる言葉がたくさん見つかりました。エンジニアではなく「コンサルタント」が「提案」を行うことで、ソリューションやツールの機能開発だけでなく、企業の「課題」を正面からとらえた提案ができること。なぜコンサルタントが必要なのか? それは企業自身が自社のどこに課題があるのかがわからないから。それを示せるのが、コンサルタントである自分たちの強み・魅力だ――。このようにロングミーティングで飛び出してきた言葉を、HPで表現していく次のステップへと移りました。

自社HPには、第三者の目線が必要

HPという形に落とし込む作業においても、お客様とのコミュニケーションの深さが大きく影響します。今回のお客様のHPは、作業の工程においても何度も綿密なやり取りを繰り返しました。お客様は当然、アクセス数が多く、コンバージョンに繋がるHPを希望します。先述のようなロングミーティングから方向性や魅力を見出すこと以外にも、お客様と平等に情報をいただくことを私たちは要望しました。その要望に対してお客様の理解が深く、さまざまな情報をいただくことで、結果的にアクセス数も問い合わせ数も大きく増やせるHP作成に成功しました。

新しく作成し直したHPは、コンサルティング会社として人の顔がしっかり見える内容になっています。何より自分たちの仕事・強みと、HPの内容が合致していることで違和感が解消され、問い合わせから成約までの流れを、以前よりもスマートに進めることができています。「HPの適切な見せ方」には、客観的な視点が必要です。外部の人間がさまざまアイデアの交通整理を行うことで、納得できる見せ方が可能になります。「HPをイチから作り直したい」そんなご相談はぜひ私たちにお問い合わせください。

まとめour best practices

  • 魅力を掘り起こし、方向性を定めるため、ロングミーティングを実施。
  • 断片的な言葉から、秘められた魅力と方向性を発見。
  • 魅力・強みを正確に伝えられるHPを作成。
  • その結果、アクセス数、問い合わせ数が向上。