取引事例
東北緑化環境保全株式会社

薬品管理システムの技術資料をスピーディに刷新。アイコネクトと実現したWeb公開で活きる構成とデザイン

東北緑化環境保全株式会社は、東北電力グループの一員として環境調査・分析を担う企業である。同社が開発した薬品管理システム「IASO(イアソ)」は、化学実験や分析等に用いる試薬の在庫管理を支援する専用システムとして1999年に誕生し、試薬メーカーを販売代理店として全国へ普及してきた。現在では企業・大学・官公庁を中心に約330箇所で導入され、理系学部を有する国立大学の過半数でも採用される国内トップシェアのプロダクトへと成長している。

2026年には8世代目となる「IASO R8」をリリース。マルチデバイス対応や法規情報データベースの強化など、現場の使いやすさとコンプライアンス対応力を高める大幅アップデートが行われた。一方で、既存の資料はプレゼン前提で作られており、Webで閲覧される技術資料としては情報量も構成も不足していた。

こうした状況を踏まえ、同社はR8リリースに合わせて技術資料の刷新を決定し、アイコネクトに制作を依頼。今回は同社IASO Project所属の富樫様に、制作の背景と成果を伺った。


Web公開で活きる資料が必須に。新システムのリリースを機に外注を決断

今回、技術資料の制作を依頼しようと思った背景を教えてください。

最新版IASO R8のリリースにあたり、既存の資料を見直す必要性を強く感じていました。これまでの資料はプレゼン前提で作られており、説明者が横にいない状態で読まれる技術資料としては、情報量も構成も十分ではありませんでした。R8では機能が大幅に増え、マルチデバイス対応や法規情報データベースの強化など、伝えるべき内容が格段に増えていたため、従来の資料では対応しきれない状況でした。

さらに、資料をPDFで提供し、多くの方により円滑に閲覧していただけるようにしたいという方針もありました。プレゼン資料とは別に、製品の思想や機能、法規対応を正確に伝えられる技術資料として、ビジュアルも含めて整えたものを用意したいと考えていました。

しかし、全国のユーザー対応や新バージョン開発に追われる中で、資料作成はどうしても後回しになりがちでした。情報量を増やしつつページ数を抑えるという構成上の難しさもあり、どこまで書くべきか、どの情報を削るべきかの判断が難しく、社内だけでは改善の方向性を明確にできない状態が続いていました。

こうした背景から、R8リリースに合わせた技術資料の刷新を外部に依頼する必要性が高まっていました。

完成イメージの明確さとレスポンスの速さで、アイコネクトを選定

業者選定の経緯と決め手をお聞かせください。

制作会社の選定にあたっては、複数社の資料や事例を比較しながら検討を進めました。

その中で、アイコネクトの提案は特に分かりやすく、完成イメージが具体的に掴めた点が印象的でした。掲載されていた事例の構成やデザインが、自分たちが作りたい技術資料のイメージに近く、依頼後のアウトプットを明確に想像できたことが大きな安心材料になりました。 また、レスポンスの速さも決め手のひとつでした。タイトな納期での依頼にも関わらず、ヒアリングを踏まえた上で具体的な進行スケジュールを提示してもらえたことで、制作の進め方に対する不安が解消されました。「このページだけテンプレートを使いたい」「ここはIASO担当デザイナーに依頼したい」といった細かな要望にも柔軟に対応してもらえた点も、依頼を決める後押しになりました。

スピーディな進行と、専門領域への理解が文章量増・ページ数削減という難題を解決

実際の制作プロセスの感想を教えてください。

制作プロセスで印象的だったのは、進行のスピード感です。ヒアリング後すぐに構成案が共有され、こちらが確認する前に次の案が届くほどテンポよく進みました。通常業務が多く、資料制作に割ける時間が限られているIASOチームにとって、迷いなく進められる進行は非常に助かりました。

また、情報量を増やしながらページ数を抑えるという、技術資料特有の難しさを解消してもらえた点も大きなポイントでした。自社で作るとページが増えがちな内容を、必要な情報だけを抽出して整理していただいたことで、読み手が迷わない流れになっていました。文章量を増やしつつページ数を減らすという相反する課題を同時に解決できたことは、社内でも驚きを持って受け止められました。

デザイン面でも、IASOのブランドカラーや雰囲気を踏まえたビジュアルに仕上げてもらえたことで、資料全体の印象が大きく変わりました。自社では発想しづらいレイアウトや見せ方が取り入れられており、「明らかに見やすくなった」という声が社内から上がっています。

次の資料制作もアイコネクトへ。業界への情報発信にも貢献

出来上がった資料の感想と、現在の活用状況を教えてください。

完成した技術資料は、IASO R8の特徴や運用イメージが整理され、従来のプレゼン資料では補いきれなかった情報を、説明者がいない状態でも伝えられるようになりました。情報量を増やしつつページ数を抑えた構成によって、必要な内容を短時間で把握できる資料へと改善されています。事前説明や確認の際にも活用しやすく、プレゼン資料を補完する読み物としての技術資料が整ったと感じています。

資料は販売代理店のサイトを通じて公開され、年間数百件以上のダウンロードがあります。お客様自身が資料を確認できるようになったことで、製品の基本的な情報や法規対応の背景を事前に把握した上で問い合わせいただけるケースが増えています。これにより、商談の質も上がってきていると感じています。

今回の技術資料では、試薬管理において在庫はもちろん法規情報を紐付ける必要性や、多拠点で試薬を一元管理するために専用システムが求められる理由を、背景とともに整理して示しています。薬品管理の現場では専用システムの必要性がまだ十分に浸透していない現実がある中で、こうした情報を体系的にまとめた資料を用意できたことは、業界への啓蒙という意味でも大きな意義があると感じています。アイコネクトさんがこの専門的な内容を正確に理解した上で整理してくれたからこそ、啓蒙ツールとして機能する資料に仕上がったと思っています。

今後の展望と、アイコネクトをおすすめしたい企業についてお聞かせください。

今後、新機能の説明資料や新サービスの立ち上げに際しても、構成とビジュアルを整えた技術資料が必要になる場面は増えていくと思われますが、その際もぜひアイコネクトさんに依頼したいと考えています。今回の制作を通じて、専門性の高い内容でもアイコネクトさんのヒアリング力と構成力があれば、読み手に伝わる資料に仕上げられると感じました。進行の流れやコミュニケーションの取り方も共有できたので、次回はよりスムーズに進められると期待しています。

アイコネクトさんをおすすめしたいのは、専門性の高いシステムやサービスを扱っていて、その内容を整理してわかりやすく伝える資料が必要な企業です。特に、情報量は多いのに読み手に伝わっているか不安がある企業や、社内リソースが限られていて資料制作が後回しになりがちな企業に向いていると思います。資料を作ること自体が目的ではなく、何を伝え、どう活用するかまで一緒に考えてもらえる。その姿勢がアイコネクトさんの強みだと感じています。


東北緑化環境保全株式会社 宮城県仙台市青葉区本町二丁目5-1

https://www.tohoku-aep.co.jp

薬品管理支援システム IASO R8

https://www.iaso.info/r8/?lang=ja

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